7月の勉強会も、牧野日和先生にお越しいただき「認知症事例検討会」を行いました。
今回は「ケアホームさいせい」のスタッフの方にもご参加いただきました。
まずは5月の勉強会で話し合った「B様」のその後の生活ですが…
近頃会話がぐんと減り、いつも俯いているようになってしまったB様。
前回牧野先生から頂いたアドバイスや、皆さんの意見を参考に過ごされていたら
お声掛けにも返事が返ってくるようになり、音楽に合わせてお歌を歌われるなど、
以前のB様に戻られたような回復が見られたそうです!
前回意見を出し合った皆さんにとっても嬉しい報告でしたね。
そして今回は新たに、ご利用者様「C様」の事例。
・若くして発症した認知症の進行を緩やかにするような支援
・口をなかなか開けて下さらないC様にお食事を召し上がって頂くにはどうしたら良いか
が今回のテーマでした。
実際に現場で食支援をする職員の動画を見たり、
C様の元々の性格や生活歴などを参考にするなどして意見を出し合いました。
牧野先生曰く
「出て来る意見のほとんどが前向きで、支援の方法を模索する熱い考えでしたが…
一方で、もう終末期に入っており、ご本人の身体は食事を無理にしない方が良い、というパターンもあります。ご家族と今後について話し合っておくことも大切です」とのこと。
皆さん、回を追うごとに意見交換が活発になってきているように感じます。
また次回は利用者様のその後を報告して話し合いましょう。
貴重なお時間をありがとうございました。
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